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「親の顔が見たい」本編のシーン稽古が進んでいます。

執筆者の写真: Art-LovingArt-Loving


冒頭のシーンの中心的事件と各登場人物の集中の対象、内的動機付けを細かく、丁寧に解釈した後、即興で実演。台本を持たない稽古に、初めは戸惑いの様子も見受けられたが、いざやってみると、皆さん能動的に行動出来ている事に感動!その場その場で何に集中しているのかを探り続けます。


台本を持ちながらの稽古もそれはそれで一向に構わないと思いますが、一番の懸念は、自分の台詞を言う事だけに集中してしまう傾向がある事。故に相手の台詞を全く聞いていない状況が生まれる事が多々あります。大切にしたいのは、相手からの働きかけが一体何なのか?対して自分は何をしたいのか、行動の目的を探る事です。それを検証し、仮説が成立してから台詞を入れる事で、ようやく台詞が活きた言葉となります。


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